皐月賞の妄想2011

　今日は皐月賞。東日本大震災の影響で23年ぶりに東京競馬場の芝2000Mで施行され、また、前日の降雨による馬場の渋化が予想され、更に言えば、トライアルを走るたびに勢力図が変わる3歳牡馬の鎬の削りあいまで考慮すると、馬券予想の上では難解なレースになりそうである。
　東京芝2000MのG1と言えば、天皇賞秋。このレースは安田記念を制した馬が馬券に絡むことが多く、マイル戦のスピード能力と中距離のスタミナが問われるＪＲＡ屈指のタフなコースだ。また改修工事により幾分改善したとはいえ、外枠は未だ死に目であり、この枠に入った馬はコースロスを最小限に止める騎乗か圧倒的な実力差が無い限りは馬券にならないだろう。
　展開を考えると、乗替の吉田豊のロッカヴェラーノがハナを主張し、隣枠の後藤騎手が鈴をつけるので淀みの無いペースになると思う。また馬場が渋っていることを考えると、中団よりやや前で競馬をする馬に展開の利が見込めるのではないだろうか。予想のポイントは、マイル得意、(府中の)中距離実績あり、外枠切り、先行する穴馬狙いとしてみた。
　さて予想は以下のとおり。　
◎(05)ナカヤマナイト
○(11)ペルシャザール
▲(03)ノーザンリバー
△(01)ステラロッサ
×(06)ダノンミル
　1番人気のサダムパテックの岩田康誠騎手は発馬から出さずに後方に待機作戦をとると思われ、直線でも外に出して力勝負に持ち込むだろうが、今回はかなり脚を余すと見た。
　馬券は上記5頭の三連単ボックスを買おうと思う。
　俺はこれで勝負してみる。

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