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ドラマ・チック・レイン No.9 『TV朝日 ビートたけしのTVタックル』 [テレビ批評]

 昨年末以来久々のブログ更新だが、色々と忙しくてブログにまで頭が回らなかったことを当ブログファンの皆様に心からお詫び申し上げます。今日からまたブログをだらだらやってくので、どうぞよろしくお願いします。
 で、デジタル放送にいよいよ切り替わるTV業界は今年もあまりにもつまらないが、毎週月曜に欠かさずにみているのがTVタックル。キャストを変えつつも長く続いているのはビートたけし次第であり、彼の切り口が毎度面白いから番組が成り立つのだろう。加えて言えば、江口ともみの美しさが既に地デジ対応済みであるのも見る価値がある。
 そして、今日の放送の冒頭は大相撲の八百長問題。たけしが「大相撲のロンドン公演を見たことがあるけどプロレスみたいだった」と言っていたが、思わず、「そうなんだよな、たけしは良くわかってるなぁ。」と頷いてしまった。むしろ驚いたのは、政治評論家の三宅先生が言っていたように携帯電話の端末から削除されたメールが復元できるという事実である。最初に報道を聞いたときは三大キャリアのサーバーからバックアップを復元したのかなぁ、と漠然と思っていたので。
 俺の携帯電話に関する知識はこうだ。今まで、と言っても大昔の経験談だが、最初に使っていたDocomoが壊れて電源が入らない状態になりショップに持って行ったがアドレス帳すら復元できなかった。まぁ組込機器はファイルシステムすらない塩っぱい端末なんだなぁというものであった。
 さっき、ネットで調べると携帯電話にはFATベースのファイルシステムがあるらしく、そういやiPhoneやAndroidを考えれば、さもありなん、フラッシュメモリのデータも元に戻せるんだなぁという実感である。これを突き詰めると、所帯持ちの男性諸君、やりようによっては奥さんに浮気メールが復元されてしまうわけだから、この辺はしっかり気をつけるように(笑)。
 さて、大相撲の八百長問題について一言。俺は長年プロレスファンとして過ごしてきたから、いまさら何いってんのか?と言う一語に尽きる。普段は共感できない石原慎太郎や雁屋哲の考え方が正常だろう。そもそも日本プロレスの父が力道山だという事実からも興業的な側面は大相撲もプロレスも一緒な筈だ。
 そして格闘技と八百長という件については、友人ミッチーと俺との間では何百回と語りつくされ、お互いの格闘技哲学と論理的思考により完璧な結論を出していた。
最後にミッチーとの遣り取りを記憶を元に再現したい。

(ミッチー) 猪木ファイナルカウントダウンの、猪木VSベイダー戦をTACOちゃんはどう思うよ?
(俺) 猪木はよく頑張ったじゃないかな。53歳のオッサンとは思えない肉体だし、ベイダーのジャーマンスープレックスを喰らってよくぞ無事でいたと正直に思うね。
(ミッチー) ベイダーは強いね。まさに体が凶器。それでいて、ハンセンのように打たれ強い。こんなの倒すのは命懸けだね。 でもあっさりと勝った猪木。腕ひしぎは極まってないし、ありえないって。
(俺) どうだろう?プロレスファンはこの手のいわゆる「八百長」も含めたものを全体的に捉えた上で楽しめるという特技を持っていることを誇りにしてもいいと思うんだよね。  
(ミッチー) 素晴らしい表現。プロレスに八百長の要素があるかもしれないと知った時点でファンでなくなるような奴は、プロレスファンとは言えないね。 好きな格闘技のファンになればいい。


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