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ドラマ・チック・レイン No.4 『テレビ朝日 霊能力者 小田霧響子の嘘』 [テレビ批評]

 日曜日は連休の二日目だったが、生憎の空模様もあり外出が儘ならず、家でTV三昧の一日。TV番組も改編の時期なのだろうか、やたらと特番・新番組が多かった気がするが、何気なく廻したチャンネルが『テレビ朝日 霊能力者 小田霧響子の嘘』の第一回放送だった。
 インチキ霊能力者が偽超常現象によって引き起こされる事件を解決していく、といえば同局の『トリック』を思い出させるが、キャスティングも何だか元祖を想い起こさせる、いい意味でパチもんのようなサスペンスコメディである。
 主演が石原さとみ、脇を谷原章介・大島優子(AKB48)、ストーリー毎に俺でも知っている俳優陣(初回は水野真紀・大和田伸也など)で固めていくらしく、そこそこ気合が入っているように見える。石原さとみは『WATER BOYS2』くらいしか記憶にないが、美形の女優と喜劇という取り合わせがギャップという形でドラマのスパイスになっていて面白い。そういや、『トリック』も仲間由紀恵だったかと思い出すと、柳の下の泥鰌を狙っている意図が見え隠れする訳だが、配役の割に本が弱い気がするので今後の放送に少し注目したい。
 まぁ、『オーラの泉』を放送していたTV局が何だか節操がない気もしないではないが、結局この手のキワモノがすべてインチキだと知っているのは実は本人たちなのだ、と思うと実に皮肉が効いていて絶妙なドラマである。

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